太陽光・蓄電池の「体験会」を開催しました。(蓄電池補助金の説明)

こんにちは。茨城県筑西市の高気密高断熱工務店、斉藤建築工業の斉藤です。
3月29日(土)、4月5日(土)の2日間、新しいモデルハウスにて太陽光・蓄電池の「体験会」を開催しました。
両日ともに、サイケンのOB様にご参加いただき蓄電池の稼働状況、仕組み、自動自立運転の体験など蓄電池があることで災害の備えや高騰する電気代の安心感をお伝えさせていただきました。
↓ モデルハウスの蓄電池(16kW)を見に行く様子
太陽光パネル付きのご新築 (FPの家) から間もなく10年を迎えるOB様のケースでは、これまで1kWあたり35円で売電できていた恩恵は大きく、電気代を気にせず暮らすことができたと仰っていました。
当時と比べて現在はパネル購入価格が下がっていますが売電単価は15円です。2倍にしても35円には届きません… そして今年10年を迎え、売電単価は8.5円になってしまうギャップから電気代に不安を覚えられたそうです。1/4以下になるので無理はありません。
そして、現在の買電の単価は、燃料調整費、再エネ賦課金を除いても1kWのあたり、日中 約40円、夜間 約29円 ですから、月々の電気代は大きく変わってしまうのは目に見えています。
そうなる前の対応策として、太陽光パネルの自家消費率を上げる。つまり蓄電池を導入して、買電を抑えることで将来的な出費が少なく済みます。今では50年使用できる蓄電池が出てきています。初期投資はそれなりに掛かりますが、17年前後でコスト回収も可能になってきました。
8.5円の売電では月々の収入として期待は薄いですが、自家消費とすれば実質5倍近い恩恵を受けることができます。電気代は、今年4月にまた上がりました。このまま上がり続けるかもしれません。そうなるとより回収がより早まります。逆に安くなることは現状考えづらいと考えますが、そうであったとしても災害時の安心感や50年の使用できれが損はしないですよね。
加えて、去年に引き続き本年度も蓄電池補助金(「DR補助金」)が給付されます(最大60万円)。例として10kWの蓄電池で30~35万円の給付です。とても助かる補助金ではないでしょうか。更に自治体においても蓄電池補助金を行っている場合があり、これを併用できる可能性が高いです。自治体によって異なりますので、詳しくはサイケンまでお問合せください。
以上のように「体験会」お越し位だたいたOB様、それぞれにその旨を詳しくお伝えさせていただきました。ご参加、誠にありがとうございました。
このように蓄電池導入の敷居も低くなってきています。今ではなくなった太陽光の補助金の流れと似ていますね。太陽光パネルを載せて10年近く経つ方は検討しても良いころかもしれません。
最後になりますが、蓄電池の飛び込み営業が増えているようです。今回のOB様からも話がありました。まだまだ設置が浸透していいないため、製品、システムの特徴における長所、短所を納得・理解できない(させない?)ままに購入してしまうと大変損をしてしまう可能性があります。そのような営業があった場合は直ぐに契約せず(急がせるのは常套手段)、ネットでも良いので先ずその製品を調べて、メーカーに特徴を問い合わせしてください。または付き合いや信頼のおける業者へ確認してください。
それでは、この度もご一読いただきありがとうございました。