空調講座に参加してきました
こんにちは。斉藤です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
東京都千代田区にて、
自立循環型住宅 関東ゼミ 2026 第一回「空調の基礎を極める講座 ( 基礎編) 」
に参加してきました。
講師は、鳳建設株式会社 代表 森 亨介 様 住宅空調における著名人です。

この講座は2020年から始まり、年3回に分けて行われています。
私は今年で3年目です。
それ以前は、高気密高断熱住宅に取り組む中で「エアコン1台で夏も冬も快適に過ごせるようできたらいいな」でもどうやったらそんなことができるのだろう?
具体な手法やアプローチの知識が備わっていませんでした。
空調を学べる講座があると誘われたのが、この「 自立循環型住宅 関東ゼミ」でした。
夏冬の体にやさしい各室温度差の少ないつくり方だけでなく、各室の湿度もコントロールすることでより快適な住み心地をつくる。
そのためには、パッシブ設計、間取りの考え方、空気の動き、適切なエアコンの設置位置。そして、基本である高気密高断熱です。
これらを学ばせていただくだけでなく、選ばれた工務店、設計会社の数社がスピーカーとして、OB様や自邸の室内温湿度の結果を発表します。
その結果を基に改善策や次のステップアップなど、参加者とディスカッションを通して深めていく姿勢も学びとなっています。
今回は、 今年1回目の基礎編でした。
室内温度を上げる・下げるだけでは快適な住環境とは言い切れない。
その理由は目に見えない水蒸気(湿度)の存在。
空気線図を使用して、温度、湿度をプロットしていくことで分かる
絶対湿度、 空気のエネルギー(比エンタルピー)とは。
これらを改めて復習させていただきました。
↓空気線図にプロット中

[こんなことはありませんか?]
エアコンを買う時、
「うちには何畳用が適切なの?」「何台必要なの?」
そして、家電量販店の店員さんから言われたことはあれませんか?
「LDKが18畳ならば18、20畳用が良いですよ!」「部屋が3つあれば3台付けた方がいいですよ!」
この「なんとなく、このエアコン」ではなく、講座を通した学びから、
この家には” 最低、〇畳のエアコン〇台 ” と算定した結果をご説明ができるようになります。
「じゃあ、うちは暑がり・寒がりだからこれにしよう」と選ぶことができるようになります。
併せて、実際にSaiCLEモデルハウスでは、6畳用ルームエアコン1台の稼働でしっかりと空調が機能しており、
温度湿度共にバランスしています。
モデルハウスのデータを観測、記録していくことで、よりリアルに捉えられていることも、ご説明においての根拠にもなっています。
↓エアコンの風量を測定

講座の中では、フランスは温暖化の影響により、年々暑くなっているそうです。
これまでエアコンが無くても夏は過ごせる環境から、いよいよエアコンが無いと暮らせない状況に変わってきているとお話がありました。
高温多湿の日本は、より過酷な夏へと進むことになりそうです。
省エネルギーでも安心・安全・健康的な住まいづくりにおいて、今後更に空調の学びは大切になると感じた講座となりました。
↓エアコンのドレーン水量(除湿)を見る

最後に、エアコンの除湿は、ドライ運転よりも冷房運転の方が除湿効果が高いため、
除湿をされたい方は、冷房をおすすめいたします。ドライ運転は、可動と休止を繰り返すため、湿気戻りや換気による湿度蓄積の影響を受けてます。
ただし、冷房除湿を続けることで逆に寒く感じたり、
設定温度に達したことでエアコンが停止してしまうことで、同様に湿気戻りや換気による湿度蓄積が起こることがあります。
しかし、これについての対策もあり、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
↓勉強の後は参加者皆さんと懇親会。この時の建築談義がまた楽しい^_^

ご一読いただきありがとうございました。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店 斉藤建築工業㈱
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