2026年 新年のご挨拶。
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の干支は「午(うま)」。
調べてみますと行動力、挑戦と冒険、エネルギーに満ちる年と言われ、「速さ」「情熱」「自由」を象徴のようです。
何かにチャレンジするには、うってつけなのではないでしょうか。サイケンとしましても今年はちょうど計画を行動に移す年になります。
昨今の建築費用の高騰、住宅金利上昇と、住宅を検討される方にとって向かい風になっています。そのような中、住宅購入とは「新築」だけを指す言葉ではなくなってきています。
現在、「空き家」が社会問題になってきていますが、この手立てとして断熱・修繕工事を行なった積極的な「中古住宅」購入が若い方から注目をされており、希望が沿えば融資を組み → 契約 → 修繕工事へとスムーズに入ることができます。
当然土地付きであるため、どんな庭作りにするか、DIYによる楽しみもあります。YouTubeなどの動画を検索すれば、直ぐにお目当て動画からDIYができるわけです。もちろん、住宅リノベを紹介するチャンネルもあり、住宅知識を学び、吸収する敷居も低くなりました。衣食住の ” 住 ” については義務教育では、触れられてこなかったと記憶しています。
この言わば追い風となる背景もあり、「中古住宅」流通が今後益々増加していくのではないか考えます。
[中古住宅の確認申請と危険性について]
「空き家問題」の減少に寄与するだけでなく、価格が新築より費用が抑えられ、また違った住宅の楽しみ方はサイケンとしても、ここまでは賛同するところです。しかし、少し大掛かりな改修工事になると、2025年4月に建築基準法が改正されたことでそのようなDIYに限界があります。例えば、耐震性能の向上工事、屋根下地の過半を超える屋根吹き替え工事、柱・壁の撤去、基礎の撤去補強などです。数年前のTVでは、住宅の壁のほとんどを撤去することで、住宅空間を生まれ変わらせるリノベーション番組が放送されていましたが、耐震性の説明もほとんど触れられてこなかったように記憶しています。これらのような工事が、昨年の4月以降、基準の耐震性を確保するために計算を用いて安全性を確認するだけでなく、確認申請も必要となり、申請をしなければ違法建築となってしまうのです。
「中古住宅」の修繕を前提として、これを知らずに購入してしまうと、せっかく購入した住宅が負債となってしまう可能性があります。つまり築年数と経年劣化の状態を理解していても、購入者のDIYが通用しない場合があるということです。加えて、専門の知識が伴わなければ、怪我や倒壊による命の危険まで及びます。断熱改修においては、断熱材を ” 沢山入れればよい ” とはならず、適材適所に定められた施工方法と気密処理を行わなければ、その効果は半分以下となることも十分にありえるのです。
そのためにも、DIYが可能か、危険や確認申請が伴う物件なのかをご相談に乗りながら、ご希望の生まれ変わった楽しい住まいづくりのお役立ちができるよう、今年、行動に起こすことにいたしました。耐震計算、断熱計算を専門とするシステムを導入済みであり、お客様にシミュレーション結果をご提示できるよう準備を進めてまいりました。
具体的には、ホームページを只今リニューアルしております。こちらは、この冬までに公開できる予定です。リフォーム、リノベーションをご検討のかたは、是非ご覧ください。
[新築住宅について]
次に新築住宅になりますが、サイケンは高気密高断熱の断熱等級6、7を得意とする工務店です。GX志向型住宅補助金(以下、GX補助金)の来年度予算が閣議決定されました。是非、新築をご検討のかたは、この補助金を利用した高性能住宅をご検討ください。『SaiCLE』のホームページに電気代のランニングコストに加えて検証ブログを掲載しております。こちらをご覧いただけると、ローコストだけが正解ではないこともご理解いただけるかと存じます。
建築費の高騰は、今年高止まりの予想がされています。下落は望み薄のようです。そのためにも新築においては、平屋、2階建て共に共通して ” 廊下などの無駄を省いてコンパクトに建てる “ ことを意識してみてください。高性能住宅は夏季・冬季過ごしやすく、身体への負担が少なくなります(同様 『SaiCLE』のブログにて検証しています)。しかし、その代わりに高価になり易いため、イニシャルコスト(初期建築費用)に響いてしまいます。そのためにできる策として ” コンパクト化 ” です。無理に小さくするわけでなく、家事動線も考慮した間取りはきちんと叶えられるものです。それだけではなく、パッシブデザインをしっかりと取り入れることで冷暖房費を削減することも重要です。サイケンは、これらを並行して計画することを大切にしており、昨今の家づくりにおいて大切なポイントであると考えます。
先に触れた昨年4月の法改正では、新築にも大きな影響がありました。その影響が大きく表れているのが確認申請、長期優良住宅の許可が下りる期間です。昨年の3月以前と比べて2倍ほど許可までの期間が伸びました。この原因は、住宅の省エネルギー、耐震計算の審査が加わったことにあります。そのため、GX補助金の利用をご検討の方は、なるべく早く計画を進めることをおすすめいたします。先ず、昨年も同様にGX補助金の予算が組まれておりましたが、160万円と大きな補助額でした。今年は前回と同一要件ながら110万円と減額されています。次に昨年の7月に予算上限となったため、予想より早く終了となっています。今年も人気が集中する可能性が高いと予想が出ております。
[最後に]
GX志向型住宅とは、どのような住宅性能なのか掴めない方も多いのではないかと思います。サイケンでは、先に触れた『SaiCLE』の体験宿泊型モデルハウスがございます。住宅性能の違いについては、言葉よりも体験が何より早くご理解いただけると存じます。高性能住宅が気になる方は是非ご体感ください。ご連絡いただけましたらいつでもご見学可能です。
金利や建築費の上昇、住宅着工数の減少など、住宅を取り巻く環境は大きく変化しています。制度や補助金も年ごとに見直され、先を読みづらい時代になったと感じます。
そのような時代だからこそ、わたしたちは流行や制度に左右されにくい、本質と本物の「安心・安全・健康を大事に、長く愛され住み続けられる住まい」を2026年も続けています。
改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。
自然素材・高気密高断熱・住宅性能を大切にする工務店
斉藤建築工業株式会社
代表取締役 斉藤知広
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